2021年2月2日 更新


第6回『大会予稿集』目次 本文(pdf ファイル)は「会員の頁」の中にあり、本会会員のみが閲覧できます。


日本手話学術研究会第6回大会

日程:1980年8月9・10日

場所:東京

 

【研究発表】

手話と音声語の発信所要時間の比較研究 —3の1—

吉沢昌三(栃木県立聾学校)・小野則雄(栃木県立聾学校)

 

様子を表す手話について

川岸忍(手話サークルかめのこ)

手話においては,手話独自の単語の分類法があるのではないかと考え,手話の表す意味から単語をみてきた.前回は,「運動を表す手話」について発表を行ったが,今回は「ようすを表す手話」について考えてみた.「ようすをあらわす」とは,人物または物体等の状態,性質,属性および「運動」のようすを表すものと考えた.岩する,音声言語でいうところの形容詞,副詞,形容動詞などに相当すると考えてもよいだろう.

 

アメリカにおける手話研究の動向:言語構造の観点から

本名信行(金城学院大学)

 

手話の意味/統語構造化規則(2) —空間的表現について—

田上隆司(宇都宮大学附属養護学校)・立野美奈子(宇都宮大学附属養護学校)・森明子(栃木県立聾学校)

 

手話の複合語の造語法について

田上隆司(宇都宮大学附属養護学校)・立野美奈子(宇都宮大学附属養護学校)

 

聴覚障害幼児の指文字による言語学習について

前田芳弘(東京都立足立聾学校)

 

TCの理念

松宮隆

 

TCにおける手指法原則の若干の問題について

矢沢国光(東京都立足立聾学校)

 

ろう教育における英語教育の改革試案

神田和幸(目白学園女子短期大学)

 

学会・高等教育機関等で使用される専門的用語の手話化の試み(2)

野沢克哉(東京都心身障害者福祉センター)伊藤政雄(筑波大学附属聾学校)

これは昨年に引き続いての研究である.昨年は言語面の専門的用語の手話化に重点を置いたが,今回は社会福祉面の専門的用語の手話化を試みた.

 

手話表現における口唇動作に関して

伊藤政雄(筑波大学附属聾学校)

 

【記念講演】

音声情報を伝達する補助手段の多様な可能性

比企静雄(東北大学・電気通信研究所)