第39回大会
日本手話学会第39回大会
日本手話学会第39回大会は、三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学で開催いたします。年に一度の会員の皆様の研究発表・交流の場ですので、積極的にご参加下さい。
開催概要
• 主催 :日本手話学会
• 実行委員長:伊藤 金吾
• 日時 :2013年10月26日(土)~27日(日)
• 場所 :鈴鹿医療科学大学 千代崎キャンパス B講義棟
o 〒510-0293 三重県鈴鹿市岸岡町1001-1
交通アクセス キャンパスマップ
挨拶
こんにちは!
日本手話学会第39回大会実行委員長を務めさせていただく伊藤金吾です。
三重大会は、ここ鈴鹿医療科学大学千代崎キャンパスにて開催致します。三重県鈴鹿市には、F1で有名な鈴鹿サーキットがあります。鈴鹿市は、名古屋から約1時間、大阪からでも1時間40分程。鈴鹿山脈、伊勢湾などの自然に恵まれた地形に位置し、年間を通して温暖で過ごしやすい所です。
三重大会では、学会会員による研究発表に加えて、ろう者の活動や研究紹介なども行い、地元のろう者にも参加しやすい大会になるよう企画していきます。基調講演は、全日本ろうあ連盟の久松三二氏をお招きして御講演いただきます。夜の懇親会でも、三重ならではの企画をご用意し、必ず皆様に楽しんでいただけるものと確信しております。
また、三重と言えば伊勢神宮。今年は20年に一度の貴重な伝統行事である式年遷宮の年でもあります。大会参加に合わせて伊勢神宮を参拝し、今後の手話学の発展を祈願するのもお勧めです。みなさまぜひ、三重大会にご参加頂きますようお願い致します。
大会実行委員会委員長 伊藤 金吾
基調講演
• 講師 :久松 三二 氏 (一般財団法人 全日本ろうあ連盟 事務局長)
• テーマ:「手話言語法と地方の手話」
o 全日本ろうあ連盟は、全国47都道府県に参加団体を擁する全国唯一のろう者の当事者団体であり、手話言語法の制定に向けて運動中です。言語法の話題が取り沙汰されている今、手話の行方は今後どうなってゆくのでしょう?手話を取り巻く情勢についてご講演頂きます。
特別企画
• テーマ:TISLR11報告会(案)
o TISLR11とは、Theoretical Issues in Sign Language Research Conference 11の略で、訳すると、第11回国際(世界)手話学会となります。海外の情勢を知るまたとない機会です。
プログラム
10月26日(土)
• 12:00~13:00 受付
o 挨拶 日本手話学会第39回大会実行委員長 伊藤金吾
o 挨拶 日本手話学会会長 末森明夫
o 事務連絡
• 13:00~13:15 開会式
• 13:15~15:05 基調講演 「手話言語法制定運動と地方の手話」
o 講演者 久松 三二 (全日本ろうあ連盟)
• 15:15~16:55 研究発表 �
o 15:15~15:45 フィリピン手話法とその直面する壁
ー政治と教育に翻弄されるフィリピン手話(FSL)ー
森壮也(JETRO アジア経済研究所開発研究センター)
o 15:50~16:20 イタリアのバイリンガリズム(リベンジ編)
ーろうの卒業生・教員らへのインタビュー調査と日仏伊三ヶ国比較の試みー
小谷眞男(お茶の水女子大学)
o 16:25~16:55 手話言語の二次元投影におけるアポリア
日本の絵画及び写真における手話の描写に関する考察
末森明夫
新谷嘉浩(近畿聾史研究グループ)
高橋和夫(日本聾史学会)
• 17:00~ 事務連絡
• 18:00~18:30 懇親会受付
• 18:30~20:30 懇親会 (ホテルグリーンパーク鈴鹿)
10月27日(日)
• 9:00~ 9:15 受付
• 9:15~ 9:25 事務連絡
• 9:30~ 10:00 TISLR11報告
o 報告者 遠藤栄太
• 10:20~12:00 研究発表 �
o 10:20~10:50 日本手話の文末の指さしが指し示すものは何か
原大介 (豊田工業大学)
黒坂美智代(藤田保健衛生大学)
o 10:55~11:25 日本語ー日本手話バイリンガル児のモダリティーと手話のタイプ
平英司(関西学院大学)
o 11:30~12:00 日本手話における動詞連続構文
市田泰弘(国立リハビリテーションセンター/国立民族学博物館)
• 12:00~13:30 昼食・給食
• 13:30~15:45 研究発表 �
o 13:30~14:00 「日本手話話し言葉コーパス」の可能性
語彙課題のデータを分析する
岡田智裕(筑波技術大学)
大杉豊(筑波技術大学)
坊農真弓(国立情報学研究所)
菊池浩平(国立情報学研究所)
o 14:05~14:35 いわゆる「中間型手話」の中間性の検証
~中間型手話使用者の用いるCL手型からみえてくるもの~
黒坂美智代(藤田保健衛生大学)
原大介(豊田工業大学)
o 14:40~15:10 手話空間における数詞の移動と場面パターン
ー話者との関係をめぐってー
原千夏(NPO法人手話教師センター)
o 15:15~15:45 日本手話における形態論 ー数詞ー
池田ますみ(香港中文大学 : APSL)
磯部大吾(香港中文大学 : APSL)
• 15:55~16:10 引き継ぎ・閉会式
発表申込み
• 申込スケジュール
o 発表申込及び予稿〆切:2013年7月31日(水)必着
下記の申込書を大会実行委員会事務局代行にメールで提出して下さい。
投稿要領に従って予稿(A4 2ページ)を書記日本語で作成し、大会実行委員会事務局代行にメールで提出して下さい。
〆切期日になっても予稿の提出がない場合は、発表を取り消す場合がございます。
投稿フォーマットは以下のものをお使い下さい。
Wordフォーマット
PDFフォーマットサンプル
o 発表資料〆切: 2013年9月15日(日)必着
通訳者用の資料を大会実行委員会事務局代行にメールで提出
日本語での発表の場合、発表資料(スライド)、および、発表原稿を提出して下さい。日本手話での発表の場合、発表資料(スライド)、および、内容メモ、または、日本手話での説明ビデオなどを提出して下さい。
• 申込方法
o 下記の申込書をメールにてお送り下さい。
---------------------------------------------------------
申込書(例)
発表題目 :日本手話学会第39回大会 発表申込書
申込日 :2013年○月○日
発表者 :手話太郎(しゅわ たろう)、学会花子(がっかい はなこ)
所属(任意):○○県聴覚障害者連盟、××大学
連絡先 :
氏名 :手話太郎
住所 :〒○○○-○○○○ ××県△△市□□町1−2−3
使用言語 :日本手話・音声日本語
発表要旨 :書記日本語、100~200字程度
-----------------------------------------------------------------
• 発表資格
o 登壇者は、日本手話学会会員の方に限ります。
o 会員で会費未納の方は速やかに会費納入をお願いします。
会費未納の方は、除名対象となる可能性や、大会の発表資格を失う可能性があります。
o 非会員で研究発表を希望される方は、入会申込みを行って下さい。
• 発表詳細
o テーマ :手話やろう文化に関する研究発表
o 発表時間(予定):発表20分、質疑応答5分、計25分
発表数によっては、発表時間を短縮させて頂く場合があります。
• 査読(選考)方法
o 申込時に提出いただいた発表予稿をもとに、日本手話学会で発表していただく意義と、発表申込数を考慮した上で、選考・調整いたします。
• その他の注意事項
o 研究発表を予定している方は、必ず大会参加と研究発表のお申し込みを同時に行って下さい。
o 参加費をお支払い下さい。また懇親会に参加を希望される方は懇親会費を別途お支払い下さい。
o 一旦ご入金頂きました参加費ないし懇親会費につきましては、申込み内容を変更された場合でも返金は出来かねますのでご了承下さい。
o 実際に口頭発表を行う研究発表は一人一題に限ります。ただし、連名発表者としての重複(予稿に掲載する発表者)については、この限りではありません。
o 同一グループによる発表は三題までとします。
o 口頭発表には、実行委員会で手話通訳とPC通訳を用意します。
o 手話通訳者の同行を希望される場合は、発表申込時にその旨をお知らせ下さい。なお、同行する手話通訳者については、参加費は無料ですが、交通費、宿泊費、通訳者謝礼金は大会実行委員会では負担致しません。
o 口頭発表に使用できる機器は、プロジェクターのみとさせていただきます。発表当日に補足資料が必要な場合には、配布プリントをご自身でご用意下さい。
o その他ご不明な点がございましたら、大会実行委員会事務局代行までお問い合わせ下さい。
参加申込
種別 参加内容 事前参加費 当日参加費
会員 2日間 参加 6,000円 6,500円
1日のみ参加 5,000円 5,500円
非会員 2日間 参加 7,000円 7,500円
1日のみ参加 6,000円 6,500円
学生 2日間 参加 5,000円 5,500円
1日のみ参加 4,000円 4,500円
懇親会
• 場所:ホテルグリーンパーク鈴鹿
o 懇親会参加者には、大会会場~ホテルまで送迎バスをご用意します。
o ホテル宿泊者には、翌朝大会会場への送迎バス(定員:29名)をご用意します。
• 時間:18:00~20:00 (予定)
• 懇親会参加費
o 事前参加費:5,000円 (10月19日24時まで)
o 当日参加費:5,500円
会員・非会員・学生の別なく同一金額です。
当日参加も、大会会場受付にて原則受け付けます。
最終申込〆切は、10月26日正午です。
申込方法
1. まず、大会参加費を下記口座にお振り込み下さい。
(振込手数料は各自ご負担下さい))
1. 銀行振込の場合
銀行名 :ゆうちょ銀行
支店名 :二二八(ニニハチ)店
店番 :228
預金種目:普通
口座番号:2033072
口座名義:ニホンシュワガッカイ
2. 郵便振替の場合
名義 :ニホンシュワガッカイ
記号 :12260
番号 :20330721
2. 以下の情報が記載された参加申込書を、大会実行委員会事務局代行までメールでお送り下さい。
1. 記載事項(複数選択の場合は該当するものを残す)
氏名(ふりがな)(ろう者 / 難聴者 / 聴者 / その他)
所属
郵便番号・住所
連絡先(Emailアドレス)
種別(会員 / 非会員)・(一般 / 学生)
申込内容(参加申込のみ / 参加と研究発表の申込)
参加費振込日・振込元口座名義・振込金額
• 事前参加申込〆切:2013年9月20日(金)→2013年10月11日(金)
※事前参加申込み締切日を再度延長しました。
o 当日現地受付も可能です。
o 当日受付は参加費が異なりますことを予めご了承下さい。
• 注意事項
o 事前に予稿集をお送りする予定です。
o 会場の定員の都合により受付を締め切らせていただく場合がございます。なるべく早めにお申し込み下さい。
o 一旦ご入金頂きました参加費ないし懇親会費につきましては、申込み内容を変更された場合でも返金は出来かねますのでご了承下さい。
託児について
本大会におきましては、下記の通り託児サービスを設けています。どうぞご利用下さい。
• 日時:10月26日 12時~17時・10月27日 9時~16時
• 対象:3歳~小学6年生
• 受付:お申し込み者に直接ご連絡します。
• 費用:1日500円(当日お預かり時に現金でお支払い下さい)
• 注意事項:
o 昼食時の託児はございません。昼食は各自ご用意の上、お子様と一緒にお食事をおとり下さい。
o 託児費用には、教材費と保険料が含まれております。
o 300円までのおやつ、および、水筒(飲み物)をご準備下さい。
o 懇親会時の託児は致しません。
• 申込方法:
o 以下の内容をご記入の上、件名に「日本手話学会託児保育申込み」と明記し、9月30日までに大会実行委員会事務局代行までお申し込み下さい。
o 記載内容:
お子様の氏名(ふりがな)・年齢・ろう者、聴者の別
保護者の氏名と緊急時の連絡先(携帯電話・メール)
特記事項や性格
問い合わせ先
• 日本手話学会第39回大会実行委員会 事務局代行
〒600−8815 京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク6号館3階
(有)セクレタリアット内
• Email: jaslinfo@jasl.jp
実行委員会
• 実行委員長:伊藤金吾
• 事務局長 :高原正直
• 会計部長 :井手智俊
• 委員 :井手加奈子
• 委員 :月東渉
• 委員 :加藤かおり
• 委員 :中山加代
• 委員 :波多美由紀